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System IntegrationとSES

IT未経験者向け

こんにちは。IT忍者です。巷ではWEB系だのSIer系だのいろんな情報を目にしますが、「本当に知っているのかい??」という感じに見受けられる誤った情報を、流している方も見受けられますので、もう少し正しい認知を広めてIT業界情報の取捨選択してもらえれば幸いです。

フルオーダーメイドのシステム開発

そもそもですが、SIerというおかしな和製英語+IT業界にちょろっと在籍したぐらいで、こいつを語るにはまだまだ早いという印象です。ということで少しでも正しい情報をお出しできればと思います。ちなみに私はWEB系も知っていれば、SI系も知っているという知見でお伝えします。

SIerはやめた方がいい?! そんな簡単な話ではないですよ!
社会にかかわるシステム、公共交通系システム、電力システム
医療機器や大型製造機械など、こだわりの企業のシステムなどフルオーダーメイドでないと逆にダメなシステムというのもある

日本のIT化を支えてきた事実とシステムリプレイス

今は、各企業が自前のシステムを持つ、ERP系のパッケージを活用してシステムを持っている企業が多いです。ゆえに、今のご時世、既にシステムがある状態から情報投資を積極的に行っている企業が少なくなってきているのは事実としてあります。IT投資が盛んでシステム化されていなかった時代に、システム化をして作った当時は最先端の技術を使って、作ったフルオーダーメイドのシステムが、時代と共に業務進化と共に陳腐化してきた、セキュリティ的にも当時の先端フレームワークも古くなり更新されない、サーバーも古くなってきたなど、IT活用をきちんと企業戦略に組み込んでいる企業は情報投資にもお金を割きますし、リプレイスの際に、検証された新しい技術で過去の情報資産を生かしながら再構築しますよ。

クラウド化も今や盛んですし、サーバーレスを進める、各種最新フレームワークからの最適構成の検討、顧客業務と最新テクノロジーのマッチングなど実施しますよね。すべては提案ですよね。

最新技術バリバリタッチしますよねw

これが、技術的に最新ではない? SIだろうがWEBだろうが、技術的な話をすれば別に、そこまで大きな違いあるのかなぁとか個人的にはと思いますが、CIを導入していたり、 構成管理にChefを使ったり、仮想技術+Dockerコンテナ使ったり、そこまで大きく差があるでしょうか。 さらに大企業では内部の経営施策とITを直結して指標やBI分析を合わせて実施したりもしている企業もありますよね。またシビアなデータ管理や、ドキュメンテーションもしっかりしてる企業多いですよ。

なんのハンドリングもできない 最下層の商流に入るSESのIT会社の話を持ち出して、話をしたところで「そりゃそうでしょ」としかならないですよね。そのうえで SIer全体の云々の話をしたところで事実とどうなのかですが、末端のSES企業の話と、SIとは上記でいう通り、別次元ですよね。ゆえに私はWEBだのSIだので区分けする必要があるのかですが、どんなIT道を目指すかが大きく道を決めますが、極めていく上でそこまで区別が必要なのかと個人的には思ってしまいます。重要なのは企業体質なのではないかと。

メリットデメリット

フルオーダーシステムを0ベースで、作るというのもそんな簡単は話ではないですよね。いろんな知識/知見/調整力業務理解など必要ですし、機能要件と非機能要件を元に、作り終わった後の対応方法や提案力も磨かれるでしょう。重要なのはどういったSI企業なのかです。下記の業務範囲がないのはSIとは呼ばないのです。 ※私はSIerという言葉が嫌いなのでSIと言いますが 。

企画、設計、開発、構築、導入、保守、運用などを一貫して請け負うサービス
さあ、どこまでを実施できる企業の話なのでしょうかね? ただの人貸企業SIerと呼ぶのでしょうか?否ですよね。それは人貸企業であってSI企業ではないのですから。ここは重要かと思います。そもそもの前提が違うので、正しくはSIは上記の通りなので、全然違いますよね♪ 

メリット

今でもSI企業の業績の伸びを見ていると、大きな伸び幅はないですがSI需要もありますよね。WEB系技術だけがITではないのです。ハードウェア制御のインターロック機構や、ビッグデータ解析テキストマイニング、AI活用、販売管理・物流管理、ルート最適化などなど、逆に業務知見としても広がる幅があります。

もちろん上位SI企業だと年収的にもいいですし、環境もめっちゃいいですよね。それにものすごく出来るITエンジニアの強者が多いですよ。

デメリット

これが、その言われている商流的に多段商流になり末端のSES企業に属してしまう可能性あり。

まとめ

SES企業とSI企業は全く違いますので、何を生業にしている企業かの見極め、プログラミング技術領域だけが、ITエンジニアではないと考えています。基本は「ITエンジニアは考える事が仕事」100人入れば100通りのIT道があっていいと思います。

広い視野で己のITへの道を見つけてスペシャリストを
目指してほしいと感じます。