こんにちは。IT忍者です。ひと昔前までは40代以降の転職はあまり盛んではなかったですが、近年中間管理職以上、エクゼプティブ系の転職が伸びていると、ニュースなどでも取り上げられています。なぜなのかを読み解きながら、状況見ていければと思います。この熱気はIT系に限ったことだけではないと思います。
なぜ40代以降の転職が活発な理由
バブル世代で大量に採用していた企業群の役職ポストが空いていないなど、組織改革が必要だが古くからの慣習に囚われている企業もまだまだ多くあります。
終身雇用
良きも悪くも、能力値の高い出来る人達から見た時に時代にそぐわないこの慣習が非常に良くないかと感じます。基本は人間楽な方に逃げたくなる生き物ですから、高い志しや意識レベルの差が20年近くも続ければ、能力だけではない別なSpecの差も非常に多く出てきます。また 役職=偉い と言う大きな勘違系も、終身雇用による年齢的階層化給与が先代達の風潮から染み付いている人いて、もしかしたら上司として君臨している可能性もあります。
責任があるから裁量があるわけで、これを勘違いして社内の立ち位置だけをひたすらうまく立ち回り責任を取らず部下の責任にしている人を見かけたりもします。
役職ポスト数の問題
もちろんバブル世代の方々で。SuperHighSpecの企業戦士も多くおられます。
私も1つ昔のリゲインCMをよく覚えていますが、CMの中で「24時間働けますか?」とこれを更に文字ってその後更に1本追加で「48時時間働けますか、48時間遊べますか」などと叫んでいたときもありました。
今ではそんな事言ったらただのブラック企業ですよね。
バブル世代の話に戻りますが、同年代の母数の問題で、能力を磨いていない人でも会社が養ってくれる終身雇用神話の上に乗り、なんとなく年齢と共に役職に付き、朝からふんぞり返って新聞を読む。そんな人の決まり文句も、「俺の若い時は・・」や「家族養う、家のローンが」など口実に、決まった言葉が恒常的に聞こえて来そうですよね。(苦笑 )
そんな風潮を許してい企業だと当然、数に限りあるポストが空かない。また生産性が悪いから当然質が悪い。
経営的に考えるなら、働かない稼げない人養う必要はありませんと思ってしまいます。企業は社会・消費者が求めるサービスを提供したり、利潤を追求し、企業の維持や存続をしながら運営されてしているわけで、長期、中期、短期と企業成長の理論もあるわけで、そう言った問題が分かっていて、対処しようとしない企業に未来があるのかと問われると、優秀な人達からいなくなるのは必然ですよね。
組織改革は、企業規模が大きければ大きいほどすぐには変えづらいのはありますがわかっていても放置状態になっているところにいてポストが開くのを待つのがいいのかを見極める必要があると思います。
給与と昇給
成果と報酬ですが、役職をベースにした昇給で年齢が高くなったら上がるという仕組みであれば、成果主義からかけて離れてしまいますので、ITエンジニア系ですと、勿体ない部分もあるかもしれません。
成果主義ではない場合、基準が不明確になっていないかはチェックが必要かもしれません。もちろん人事考課は、どの企業でも実施していて、評価の期間も1Q単位、半期、4半期を通して、目標設定して評価面談の流れだと思いますが、ポストが空いていない会社で、自分のポジション守りたい人と思っている上司にそんな崇高な評価って本当に出来るのでしょうか?
別なスキルである社内政治力が無いと厳しいですよね。
能力が高く、コネもある、マネージメントも出来る
生き残り方は様々ですが、こういった環境下に置かれている優秀な人財の転職マーケットが活発化していると聞きます。
部長クラスの優秀な管理者を欲してる企業があります
ベンチャー系企業などでは小回りが利きますので、やはり平均年齢30歳などで若い人が多いが、ビジネス面ではまだまだ教育が必要という状態にあるなど、50名~200名規模のベンチャー系企業などで、上記のような、埋もれている優秀な人達を探していると聞きます。企業のバランスでちょうど部長クラスのHighSpecで50人管理できるなどなど、やはり欲している企業も多いので、市場的に活性化していると聞きます。
残りの人生何を重視すべきかは重要
仕事が楽しい、やりがいがあるというのが一番かもしれませんし、安泰の空間にいる方が幸せであるというのありますので、ここは自分がどうであるべきなのかが一番重要かと思います。決意や思いがないと環境が変わって悪い方に行く人もいます。また転職経験もほとんどない方も対象になりますので、慎重に事を進める事をオススメします。
まとめ
HighSpecの人達は、自分自身を伸ばす事を怠っておらず、着々とスキルを磨き、現状の課題にも「対応策はこうだ」と答えまで持っている人、成長し続ける人など自分から動いていける人なら有利な環境に代わるチャンスがあるとは思います。待ち受けの作業スタイルの人には向かないので、状況と今後をよく見据えてこの市場を使うか検討してはいいとは個人的には感じます。
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