こんにちは。IT忍者です。ホワイトワーカーを中心にテレワークが浸透してきていますが、今回はホワイトワーカーで、特に管理職や中高年社員向けです。今まで「職場」という「最強の防御壁」に守られていた人も多くいるのではないでしょうか。テレワークにはメリットとデメリットがあるので、能力値がすぐに露呈しやすいので、最低限のIT知識をつける事が必須かと思います。
無能な社員は淘汰される可能性がある
いきなり危機的な内容に触れておきますが、何もできないのに高い給与を維持するって普通に無理ですよね~。年功序列的環境であっても、毎年成果を叩き出す力がある方が良いに決まっています。「過去の実績が云々~~」と言いたくなる気持ちもわかりますが、過去の実績=現在の生産性維持にはならないはずです。
コロナショックで売上も落ちてきている状況下なのに、何もできない社員のレッテルを張られると、解雇されないとしても、「窓際社員」の可能性高くなります。ではいくつか見ていきましょう。
毎年その時に見合った成果+アルファを出す
ムードメーカー系
これは危ないですね。ムードメーカースキルは集団行動の中では需要があるスキルではあるのですが、Baseの基礎能力の高さが備わっていて初めて活躍するスキルなので、それだけに頼ってしまっている人はテレワークは要注意です。職場という防御壁の中ではうまく立ち回れても、テレワーク環境ではどうでしょうか。
・会議でも他の意見に同調して場の雰囲気の良さだけ醸し出す。
・職場内で面白いこといってムードは醸し出している。
・実は世渡り上手だ
テレワークでは、無駄なコミュニケーションを少なくして「個の時間と成果」を多く取るが中心になる働き方なので、拠点活動の職場であれば、打ち合わせ前に一声かけてすぐに周りから資料も貰ったりとかできたかもしれませんが、コミュニケーションを最小に行う中では、誰かがやってくれているかなどすぐには状態つかめません。さらに文字中心のコミュニケーションなので、意図や雰囲気を伝えるのは手間がかかります。結果「実は何も作業していませんでした。」って事が起きないようにです。
テレワークでは雰囲気に頼った仕事スタイルは成果を生まない
Office系ソフトが自分で操作できない系
部下や若い人に頼りっきりで、自分でWord、Excel、PowerPointでドキュメンテーション作業できない人。
一番クリティカルな人達です。解雇されても文句言えません。すぐ改善しましょう。人から資料を集めるてちょっと判断すればよかったという仕事だったと仮定すると。
作った人を「あなたと同格に引き上げて判断できるようにする」というのが、将来的にはコストダウンが図れるわけですよね。下記どちらがよいと思われますか?
1.資料も作れて判断も出来る
2.資料作れないけど判断出来る
前者ですよね。普通は。しかも前者の年齢が若いのであれば、あなたの取り分を下げてでも若い人を増やすとする方が、若い人のモチベーション、帰属意識も上がりますし。会社としても将来性という付加価値を高められるかもしれません。
さらに言えば、前者の人の方がIT知識もそれなりにあるとなりますよね。後は「正確な判断」というのは経験測にも若干依存するわけで、集中的に経験積ませたら短期間で同等のなる可能性だってあるわけです。
今まで、職場で自分のデスクの後ろに人が来なかったから「仕事している風」を醸しだせていた人もいるのではないでしょうか。成果ベースの仕事スタイルはすぐ能力の有無が露呈しやすいです。優秀な部下や優秀な若手がいる場合、「彼らがあなたに対して作業をレコメンドしていた」というのもありそうな感じもします。
コミニケーションとして音声で気軽に意思伝達が行えない、姿が見えない環境では、果たしてどうでしょうか?
意識含めて作業スタイルそのものから変えないと危機的状況になりそうな気がしますよね。
今の時代のビジネスパーソンはWord、Excel&ネット&コミニケーションツールは使えて当たり前
無駄も見えやすい環境である
「意外と在宅テレワークでも業務が回るね。」という実績が付き出したら、部署、部門と存在そのものが必要なのか?といった部分まで見えやすい場合もあると思います。 「職場」という「最強の防御壁」 の中だと生産性や無駄な事に、気が付きにくいケースが多く潜んでいます。
攻めの企業だとこういった部分は今回きっと見逃さないですよね。
うまくカモフラージュしていた人にとってはピンチ
今まで、指示1つで物理的な場所になる会議室を抑えてくれていた人達が、デジタルシフトして既にデジタルコミュニケーションツールを駆使しています。会議1つとってもWEB会議主体ですよね。自分でもある程度知識がないと単独で動けないという事態にもなりかねません。
・そもそも言われているコミニケーションツールの用語がわからない
・WEB会議も自分で会議室も作れない、WEB会議室に入れない
・文字主体のコミニュケーションも時間がかかる
こんな状態だと非常に危ないです。自分ひとりで取引先数名と商談するにしろ、ツールが使えないのであればTELで先方と1対1でしか商談できないですよね。
対面式のマネージメントしかできない
目に見えない部隊をどうコントロールするかですが、デジタルコミニケーションツールすら上手に使えないとなるとお手上げですよね。
IT知識不足は理由にならない時代
社内の周り人に声を掛けて、PCの設定やツール登録など他人任せにしていた方は、これを機に、最低限のIT知識をつける事をオススメします。
社内電子メール文化が衰退する可能性がある
さらに言うとデジタルコミュニケーションの中で、今まで社内のやり取りは電子メール主体というのが多い印象ですが、デジタルシフトが加速する可能性があり、社内ではメッセンジャー・チャットツールでのやり取りの方がスタンダードになってくる可能性が高いと個人的には思います。
ある特定の人に伝えたかったのに、全社用のスレッド選択しててオペミスからの誤爆とかしたらかなりヤバイです。
移動コストと時間コストのダウン
移動の交通費も掛からなければ、移動中の時間コストも掛からないわけで、その時間を別な事に費やす事が可能ですから、うまくテレワークを使いこなせる企業であれば仮にコロナショックで売上が下がっても、内部コストを圧縮できますよね。
ゆえに最低限のIT知識の習得は必須
というわけで、最低限必要な部分を、具体的に記載しますので、実はまだよくわからないなっという方は、今のうちに★の部分をキャッチアップする事をオススメします。
①Word、Excel、PowerPoint(その他Office互換も同様)
★PDF変換
プリンタで印刷とかよくしていた方や、プリンタでスキャンしてPDFファイルを
作成していた人は自分のPCでダイレクトにPDFへ変換する方法の習得。
②メッセンジャールール、チャットツールの名称と使い方
企業でどのツールを選定するかにはなりますが、
★自分宛メッセージを見落とさないための機能とメッセージキャッチ方法
★ファイルの添付と共有方法
★メッセージグループの作り方
★アカウントの検索(メッセージ送りたい人が探せなければ送れないですから)
③WEB会議ツールの名称と使い方(Zoom、Skype、etc)
★WEB会議室の作成方法(必ずパスワード付きで)
★ 参加メンバー追加方法
★ 開始と終了の操作方法
④自己アカウントとパスワードの管理
これは出来て当たり前という事で。。
存在感のあるビジネスパーソンとしては、ITも使えるでないと厳しくなりそうですよね。知っている使えるという状況がまだという方や、今まで人任せにしていた方は、ITツールを使いこなせるようにしてみては如何でしょうか?