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アフターコロナを見据えたデジタルトランスフォーメーション 

雑記

こんにちは。IT忍者です。世界的にコロナショックの影響で世界的に失業者が増えていきそうですが、ITを上手に活用できる企業が、この後のアフターコロナの世界で伸びるかなと個人的には思っています。その中の1つで、デジタルトランスフォーメーションについてです。ITエンジニア向けだけではなく、責任者や経営者も含まれますので雑記ですね。

デジタルトランスフォーメーションとは?

近年該当ワードが聞こえるようになってきていますが、歴史的な背景は置いておきますが、 新しいデジタル技術を活用し、戦略的に新たな付加価値を生みだしていく事個人的にはすごく大切な事だと考えてはいます。

特に目に留まる部分として

ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンス(経験、体験)の変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位性を確立すること

要するに、「デジタルソリューションの変革」ですね。これは企業全体で推進する必要があるのでこういった視点を持って推進されえている企業群は今後伸びると個人的には思います。

略語についても説明すると「Digital Transformation」なので 「DT」と言いたくなりますが「DX」と言われています。 DXの略語を覚えておけばOKです。

具体的な例はあるのか?

Netflix がいい例だと思います。DVDのオンラインレンタルの場合は下記の流れが当たり前でした。

1.ネットで借りたいDVDをカートに入れて決済する
2.該当するDVDを物流網に乗せて申し込んだ人へ届ける
3.DVDを物流網に乗せてDVDを返却してもらう

これをコンテンツそのものをデジタル化し、ストリーミング配信させ、サブスクリプションモデルの料金プランにする。すべてがデジタル世界のみで完結し、さらにユーザーへの付加価値として下記も挙げられると思います。

・ユーザーはいつでも好きなときに見れる
・郵送なども面倒な作業をしなくてもよい
・在庫の有無でレンタルできないという事がない

さらに言えば、個々のユーザーがどういったカテゴリの映画やTVを好んで見ているかというマーケ的な要素もWEBサイトやアプリで判断できるようになりますよね。さらにはレコメンド系も強化できどういった作品を追加していけばいいのかなども判断しやすくなります。どういったデバイスでコンテンツを見てるかなどもですね。

全世界で流行るのも納得ですよね♪

経済産業省のDXレポート

経済産業省の「DXレポート」では少し先の未来予想をしています。「2025年の崖」という想定シナリオがありデータを活用できない企業場合にデジタル競争の敗者になると言われています。気になる方はぜひ目を通してもらいたいです。ざっくりお伝えすると、レガシーシステムが多い事による警鐘です。そのまま使い続ける事でのデメリットに下記が挙げられえています。

・内部機能がブラックボックス
・増築を繰り返し行ったことで複雑化してしまっている
・レガシーシステムなのでデータが活用できない
・システムサポートをSESに頼り維持費が莫大に掛る
・ベンダー側もクラウド/仮想化などの主戦場の技術領域から遠のきIT市場に攻め込めなくなる
・IT人材が不足する

といった警鐘を促す内容です。またもう1点あり企業の内部システムも、DXを実現できるITシステムへするという部分も含まれています。※ここでいうレガシーシステムはメインフレームや汎用機ですが、WEBシステム化してない社内基幹システムなんかも入ると考えてよいと思います。

時代にそぐわない社内セキュリティ

未だに一部企業ではIEしか使えないというPCを配布して業務を実施しているなど、時代にそぐわない社内セキュリティを実践しているところもまだまだあると思います。せめてEdge使ってほしいと思いますが。(苦笑)DXの実践に逆行する内容ですね。

経済産業省の資料にある「デジタルに対するビジョンと戦略の不足」に当てはまっています。これではテレワーク実施しても機能するのか疑問が残りますよね。「社印を押すためだけに出社するんですか?」っと・・・・

デジタルトランスフォーメーション推進チェック

経済産業省でも推進するガイドラインをまとめていますが、下記2つの軸で構成されています。
1.経営の在り方、仕組み
2.DX基盤となるITシステム構築
企業組織から改革する必要があるという事ですね。DX推進指標で、今の会社の状態を確認することもできますので、自社がどうなのかをチェックして見てもよいかと思います。

成功事例は大きな企業ですが、内部的なDX推進については企業の大小はあまり関係ありませんので、
・今後ITを活用できる企業であるかという部分が大事
・さらにDXを理解している社員かという点
上記視点から、DXは少し知っておくべきと思われますし、さらに言えばそういった企業から新しいビジネスモデルの変革が生まれる気がします。ITシステムとデータ資産はとても大切ですよね。

その他、OMO、O2O、アフターデジタルというのもありますが、それはまた違う機会で♪