こんにちは。IT忍者です。
巷で話題のフリーランスについて、今回は触れておきたいと思います。
結論:そりゃ単価ベースでいえば高くて稼げます
そう。ここで疑問を持ってほしい。そんなに稼げるならみんなフリーランスでいいじゃないと思いますよね? ところがどっこい落とし穴もあるし、何を基準に儲かるといえるかしっかり比較、理解をする必要も出ます。 フリーランスは、バラツキが多いので「どれぐらい」が難しいですが。
稼ぐ人は+アルファの能力を持っているという事
転職の記事でも話をしていますが、基本3年ぐらいやれば、ある一定レベルのエンジニアに到達します。
しかも、今の世の中、仕事の確保もWEBを主体としてお仕事獲得がしやすい。そんな状況があります。
一方で経験年数だけでそういった時代の変化に対して、ベテランと言いながら【なぜか偉そうな】思考が凝り固まったエンジニアも多々います。過去の経験に縛られ、なぜかきちんと話を聞いてあげることができず、懇切丁寧な教え方ができない人もいますよね。技術だけではないとおもいますので、そんなのは世界のエンジニアを見ればナンセンスだと私は思います。 最近のワードでは【フルスタックエンジニア】という言葉もあるぐらいです。 そりゃ技術や経験の深さで、引き出しの多さでいえば、特定領域では、天と地ぐらい開きがあるかもしれません。
目指すべき部分で、お金を稼ぐ手段として【ITエンジニアをやる】であれば、稼ぎ方も千差万別。
稼ぐ人と稼げない人の違いは、大部分が思考と行動力の差です。
- 失敗を恐れない
- 失敗しても繰り返さないように学習する
- 知識や工夫が足りなければ、補う努力をする
- 技術以外のヒューマンスキルも磨いている
- 納期等スケジュールを意識する
- 仕事とプライベートの境界を明確にしている
- 諦めない etc
一方で稼げない、失敗した人も多いということ
仕事が取りやすいとなれば、同じ技術レイヤーや、経験年数が近いライバルも多いですよね。
そういったライバルたちがいるわけです。また単価の高い仕事を取るという部分では、成果物対価と責任とと人間性が付きまといます。実績、信頼を得ないとその後の仕事の永続ができないので。
もう一つ検討しないといけないのは、自分自身のエンジニアとしてのキャリアマップも関係すると思います。
「覚悟のない人」は普通に企業に守られているほうが良いです。
フリーランスの領域
なんかやらないといけない事が、いろいろありますよね。
様々な対応が必要になる
税理士YouTuberの方々も言っていますが、税金の知識や会計の知識も必要です。
今まで会社にいれば、総務が取りまとめている税計算、社会保障など自分でやらないといけませんし、
仕事の成果物管理や、依頼内容を咀嚼する力、人間関係の構築、今後の生活などなど
自分で動かないと何もできませんし。困っても誰にも頼れません。自分で解決するしかないです。
契約形態については必須知識
会社で、営業が取りまとめて、PMが工数精査、要員山積み表、スケジュール組、顧客要求からの要件化、折衝など一連の流れがあってアサインされたり、IT営業が現場を見つけてきたりと仕事のアサインは、勝手に行われていたと思います。
フリーランスでは、仕事の内容をよく精査し、準委任契約や請負契約など契約内容をしっかり理解しないと最後とに取り返しのつかない事になったり、日本特有の仕様変更の差し込みなどなど、顧客とトラブった時には、自分自身を守れません。ですので、契約回りの知識習得も必要です。
金額面の指標は自分で判断せよ
単価の高い仕事ばかりがずーっとあるわけではないので、納品物やクライアントの予算次第で、受注の波も来ます。とはいえ月の収入金額でいえば、上位発注レイヤーのすぐ下に入れれば高額単価がありますし、難易度の低い仕事でもそれなりに積み重ねると、会社員エンジニアより月の稼ぎは高くなる傾向ですが、税金や国民年金、交通費など自分経費処理をする必要があるなど。純粋な利益が年間どれだけ見込めるかなど、試算も必要です。
もう一方で収入が途絶えたらどうするのかという不安もきっと出ると思います。
時間をどう使うかは、個の自由で継続して仕事を取る努力の時間は直接のお金にはなりません。そこ時間を鑑みて金額メリットがでるであれば実践してもいいと思います。年金種別も長い年月を見ると差がでます。会社勤めの人だと、あまり意識した事ない人いるかもしれませんが、年金は半分会社負担してくれてます。
まとめ
自分自身のキャリアマップを、踏まえて 決断すべきですので、トレードオフの材料がなにになるかを、自分に当てはめてまずは、小さなリスクの低い仕事を試しに副業として受けてみるというのも十分ありです。
どれも【極める】という部分では厳しい世界ですので、トライアル実践からの正しい最終自己判断を!