こんにちは。IT忍者です。
今や日本国内の開発でも活用している開発プロジェクトあるのではないでしょうか?
とはいえ、うまくいっていない開発部隊もあるかもしれませんので、私もオフショア開発は長いのですが、失敗したなっというのはありませんので、うまくいかないと嘆いているチームがあればぜひpoint整理を!
私のブログでは思考を中心にしています。
品質が上がらない/手戻りが多い/意図が伝わらない
仕様書通りじゃない、不具合だらけだなど、苦労しているPM・開発者に向けてオフショア開発指南です。
日本流の開発が異質だと知ろう。
「そりゃ~日本企業が使うシステムだし、日本の開発スタイルを現地にさせてもいいじゃない」
というのが大きな間違いです。
最近ベトナム、ラオス、フィリピン、東南アジアのオフショア開発先が台頭していますよね。きっと、開発部隊に現地もしくは日本にBSEがいて、 日本人より日本人らしい文化、考え方を理解している人は1人いるかどうかです。
日本人より日本人らしいって、基本的には、いないのが当たり前!
日本流の「エラー処理は良きに計らって作って」
「その処理はそっちで考えてよ」 「顧客から仕様変更あったから」
あやふやな設計書やどっちつかずの指示とか出していませんか?
もう中国オフショアは時代が終わってしまったので、今ベトナムが大部分だと思いますが 、かなり日本気質な方々が多くやりやすいです。それでも10の指示で100のリターンは高難易度です。頭の中で思っていることなんて普通テレパシーでも使えない限りわからないですから。w
うまくいかないのは、相手だけのせいではない事を十分に意識することが大切かと考えます♪
依頼事項の振り返りとポイント
・日本流が特殊だという認識を持ちましょう
・海外は指示が明確で無いと人が動かない
・ 日本の空気を読め 的なのは一切無い。空気も読まないのが普通!
・ 作業して欲しい内容、ロジック、エラートラップ、成果物はしっかり文章で書く。
・ 作業背景や処理の背景と流れをきちんと説明する。
受け取る側は、きっと優秀です。その意図をくみ取ろうとしますし、どう使うのかを知ることで本当の作業ゴールを描くはずです。
・ yes・noをはっきりする。
「xxでもいいんだけど~」というのは迷いを生み正しい期待値に繋がらない 。
さあ、どうでしょうか? いくつか振り返った時に不足している指示内容とかありました?
後、BSEにマネージメントまで求めるとボトルネックになりやすい傾向が感触的にはあります。
目の前の開発現場やニアショアでも作業指示の質は同じ
感のいい人は気がつくかもしれませんが、上記チェックポイントって 【オフショアだから】ではなく、普段の作業指示や人に依頼する時も同じですよね?
・どうしてほしいのか
・依頼した仕事の期待値が何か
・作業の注意点は何か
・どこまで理解しているか確認しているか
・いつまでにほしいのか
・Q&Aはなくなったか
まとめ
多少言葉の壁を感じるときは、会話ではあるかもしれません。しかし、冷静に自分の作業指示を振り返るとそこに答えがあり、いくつものトレードオフの判断をしながら進める必要があるはずです。
「仕様変更を止める」も1つの手段ですし、
「変更が発生しないぐらい上流で詰め切る」も一つの手段ですし
「変更に強くなる」も1つの手段です。
いくつもの道の中からトレードオフを行いながら前に進む。また 上記の通り「オフショアだから~~~」っという要素は実はそれほどないはずです。目の前の開発部隊への指示と何がちがうのでしょうか? 雑な依頼と指示が悪循環を生むです。うまくいっていなかったらぜひ上記ポイントを整理しつつ、いくつも思考錯誤しながら進めてみる事をオススメします♪