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テレワークとオフショア開発の共通点

開発

こんにちは。IT忍者です。オフショア開発を推進していると、対遠隔地のオペレーションでは、話題のテレワークに通じる部分の仕事スタイルにあちこち似ている部分が多いです。オフショアを進めている方々はうまく進められているでしょうか?流用できそうなポイントもありますので、特にリーダー、管理者向けに遠隔作業スタイルについてのポイントをお伝えします。

遠隔地作業向けの作業内容

私は開発系ですが、開発系が多いオフショアですが、他に活用している内容では、WEBデザイン作成、PCリモート保守、コールセンター業務なんていうのも聞きます。でも作業成果が分かる作業の方が、マッチするかなという印象です。

オフショアやテレワークにマッチしやすい作業

圧倒的に成果物が伴う作業が、やはり一番でしょうか。成果物が何であるかという部分が明確ですので。

ここがテレワーク系統率におけるチームの成果ポイント

・ルーティンワーク系作業と成果物を伴う作業の切り分け(ここは超重要)
・目に見える成果になる作業内容とゴールと完了期限
・作業成果状況をトラッキング
・課題の抽出と課題解決に向けたコミュニケーション

この辺りは、テレワーク化できる作業におけるポイントにもなると思います。特にルーティン系作業は、別に一緒に作業する必要もなく、定点観測ポイントを少し設定するだけでよいですし、業務の開始・終了ルールを設定して、明確な指示と作業ゴールを共有できていれば、大概うまくいくかと思います。

5W1Hをしっかり実施

これもオフショア開発で、めちゃくちゃ時間を掛けて丁寧にやりますが、一般論的にもビジネスフィールドでは、基本中の基本ですよね。どうでしょうか?しっかり実施されているでしょうか?

私の周りでも、日本の面と向かって作業する環境化で、言葉足らずな 口頭指示でちょろっと説明して 「後、よろしく」をよく聞きますが、言われた方を即効で捕まえて「今ので理解できたのか?」とよく聞いて回ると、「わかりませんでした・・・・・でも勢いで分かったという返事をしてしまいました。」というのをよく聞ききまして、「その指示では10%も理解できないと素直に言いなさい」とよく教えています。

どんな仕事でも同じポイント

Who(だれが)
・When(いつ)
Where(どこで)
What(なにを)
Why(なぜ)
How(どのように)

何をしてほしいのか、何が必要なのか、誰がいつまでに必要としているのか、何のためにそれをやるのか、どう進めればいいのか。やはりオフショア開発でも、テレワークでも目の前で一緒に仕事をしていても基本は変わらないですよね♪

文化の違い

それぞれの国で文化の違いがありますよね。私が昔あった事例でいうと、中国は漢字の文化圏なので、「文字コード違いによる文字化け」が起きても、違いにすぐ気が付きますが、インドとか英語圏系の国だと文字化けしてても問題に気が付かないなんてことありました。「そりゃ漢字文化じゃないからわからないかもしれないけど見た目が全然ちがうじゃんなぜ気が付かない!!」と 少し国によって特色が変わるので、相手に合わせて説明を調整するという事を超重視して指示を出します。

中国オフショアでも、エンジニアのタイプもめっちゃ多いですし、ちょっとしたあるあるで。大丈夫か進んでいるか?と聞くと大概が「問題ない」とすぐ返すエンジニア。私はこのようにすぐ解釈します。「問題ない=問題あるね」 間髪いれず「なにをもって問題ないといっているのかな?」っと根掘り葉掘り聞きます。逆にきちんと理由付きで話をしてくれるエンジニアだとめっちゃ安心なんですが。なんで大丈夫なのか根拠が不明というのが困りますね。

チームメンバーの特色を把握する

・生真面目な性格の人
・多少ずぼらな人
・人の話を聞かない人
・突っ走ってしまう人
・正確だが作業の遅い人
・作業が早いがミスが多い人 
・etc

テレワークでも同じですよね。その人に合わせたちょっとした適切な指示と確認方法を確立するというのがポイントになると思います。

オフショア開発の対象国について

これは、IT系のシステム開発。既に広く利用されている既知の作業ですが、拠点はインド、ベトナム、中国、ミャンマー、タイ、ラオスなどいろんな国があり幅も広いですよね。さらにその国の中でもいくつかIT企業が集まるエリアがいくつかありので、やはり基本は同じですが、全く同じやり方でいいのかというと、少し場所場所で少しカスタムする必要があります。

オフショア開発とテレワーク共通点まとめ

上記の様に、やはりポイントとしては、円滑に進めて成果をどう出すのかという部分では共通化できるポイントが多くあると感じます。テレワークを推進されている方や、オフショアを活用しているエンジニアの方などポイントを見て活用できる部分が、あればうれしいと思います。

現在ベトナムを活用していますが、すごくやりやすいと感じます。これがすべてではありませんので、ぜひいろんな工夫を実践して見ては如何でしょうか?