ITエンジニア　必須文章読解力と質問力

こんにちは。IT忍者です。未経験者、経験が浅い方向けの内容です。プログラミング開発言語やミドルウェアなどの知識習得にも目が行きがちですが、ITエンジニアは文章読解力も非常に重要です。読解力があるからこそ論理的な展開が可能という流れになりますし、仕様書を見る、仕様書を作る、テストケースを作る、人に説明するという部分にも繋がります。

なぜ文章読解力が必要なのか？
質問力とは何か？
1. 適切な質問をするという事
2. 質問の質を上げる
どうやって能力を伸ばすのか？
1. 分かりやすく3つのポイント

なぜ文章読解力が必要なのか？

論理的思考でプログラミングができれば良いのではと思うかもしれませんが、「読んで理解する力」を培う事は、技術力を上げる近道になります。理由は下記です。

あるある的な話でいうと、「何を質問したらいいか、質問そのものが分からない」というケースに1度や2度出会う事がきっとあると思います。

疑問質問を見つける事が出来ない

いくらGoogle検索でほしい情報が見つかっても、内容が理解できるからこそ本当にわからない部分が生まれるわけで、文章すべてが？　の状態であればどの部分の何を確認をすべきなのかもわからないですよね。

自由にプログラムを作成するというよりは、詳細設計に沿ったプログラミングをしないといけないのに、仕様が理解できなければ、どう作ればいいのかのプログラミングも出来ません。

アジャイル的な開発であってもある程度「仕様は～で！」というやり取りや文章メッセージが飛んできても意図を間違えて全く違うプログラムを作ってしまい。直前で進捗0%なんて事もあると思います。

仕様書やリファレンスを読む事が必須になる

文章読解力が必要になるシチュエーション

・プログラミング言語や、ミドルウェアなどであればリファレンス
・仕様書であれば仕様に沿ったプログラミング
・開発プロジェクトで開発ルールある場合には開発ルールを読む
・開発ツールの使い方を習得する
・コミニューケーション
・国の制度（※これ　ワザと難解に記述してんのかっと思うくらい難解に書いてありますからねｗ）
・詐欺に強くなる　（言ってる事がコロコロ変わるとか矛盾にも気が付きやすくなりますｗ）

さらに、システムエラー、プログラムエラーなど英語でエラーメッセージ出てきますしね。何言われているか分かりませんでは流石に心許無い気がします。別なエンジニアが「僕、分かります！」とスイスイ作業していたら間違いなくチーム内でも比較されますよね。

ドキュメントを書いて他人に伝える事にも繋がる

当然、腕は2本しかないので、同じ時間に同時並行で別な作業が出来ませんので、誰かに作業分担したり手伝ってもらったりするケースも発生すると思います。そんな時に自分にしか理解できないドキュメントになっていた場合には、自分が質問攻めに合って結果、自分の作業できず分担した意味がないという事もあり得ます。

文章読解力がある事で作業スピードの底上げを図り他の人との差別化も可能

質問力とは何か？

上記、読解力からの繋がりになる内容です。質問をするという事は、「質問を受け取る人がいる」という事です。時と場合にもよりますが、相手の作業時間を潰して回答を得るという事にもなりかねません。

適切な質問をするという事

適切な質問とは？がありますが・・・・　チーム内であれば

開発チーム内の質問

・何を確認したいかが整理されている状態で相手の負担を減らせる質問事項

途中で「結論として何が聞きたいの？」と言われないようにですね。

戦場系プロジェクトの場合で、まともな説明できない人へ質問事項を大量に用意して作業を寄せて工期を調整するなんてのもあります♪　

質問の質を上げる

「1から100％をすべて教えてください」というのもよく見かけますし、きっといろんなプロジェクト現場のあるあるネタだと思います。

一方で出来る人だと、「30％の部分はこういう理由で理解できてこういう意味だと思うのですが残り70%のこの部分が分かりません。私の認識は合ってますでしょうか？」みたいな感じだと教えてくれる人も負担が少ないとなりますよね。こういった相手の気遣い的な部分にも繋がります。

教える側からするとどちらのエンジニアを優先したくなるでしょうか？
外部のクライアントやパートナーとのやり取りでも質問の質が高い人達はどんどん仕事が進みます。