こんにちは。IT忍者です。Part2というべきか。些か個人的に気になる内容を目にすることが多いので、少しSIerという言葉が気になるものの、引っ掛かりそうなワードで少し深く解説しようかと。
一流SIは顧客の言われるがままシステム開発しない
敢えていいますが 大きなプロジェクトに 「準委任契約」で少し参画しただけなのに、SIer云々というのが、私にはどうしても「??」ではあります。そこで、少しだけ本物の触りを書こうと思います。
欲している内容から本質的な課題アプローチから入る
当然クライアント側でも、詳しい情シスの方や、経営戦略、経営戦術がありますので、システムが欲しい、こんな機能が欲しいと、目先の問題に対する対応策としてシステムがあれば解決するという幻想や妄想をなくす事から始めます。おそらく「SIerが云々」という話は、そうではなく「客先常駐・SES」という全く異なる世界で、きっと下記System Integration範囲の中で、部分的な機能開発のお手伝い的な内容のはずです。さらに付け加えるとクライアントの予算感や今後の企業発展のための内容や、IT戦略なども合わせて実施することがあります。 まさにシステム、IT化、WEBとはまったく関係ない分野をやりますね。
【企画、設計、開発、構築、導入、保守、運用などを一貫して請け負うサービス 】
業務フローやシステムアーキテクチャも考える
さらに言えば、私は言われた機能は作らないぐらいな勢いですので、言われるがまま作ってクライアントから金を引き出す開発も嫌い&作って終わりでもないですから、クライアント自身でデータを管理できるようになるが、クライアントにとって一番の資産になりますので、どのように管理するのか、経営指針に使えるようにする為にどう扱えるか、商品等のデータであればメンテナンス性や拡張性など、FrontWebも使ってビジネスをするのであれば、それが先端的な技術がマッチするのか、信頼性のある実績値のある方がよいのかなど。超最上流を数名~数十名(規模がデカい案件だとですね)で実施します。さらに間にコンサル会社が入ったり、複数社のステークホルダーがいたりなどなど。
人が1人で出来る事には限界がある
腕が何本もあったり、影分身の術でも使える人なら違うと思いますが、どんなスペシャルな人でも、腕が2本しかないので同時に出来る作業量には限界もあります。考える事が仕事になるITエンジニアですが、時間当たりのアウトプット量はどうでしょうか? スペシャル1人 vs ハイスペック3人 やはり1人は限界ありますよね。
SIerと客先常駐は全くの別ものです
非常に非常に小さな範囲の話ですで、簡単ではありますが参考までにです。
どうでしょうかITの技術・知識範囲、さらには業務知識も相当広くないと、クライアント業務即読からの改善案、さらにはクライアントの同業他社はどうか、一般的にはどうかなど+アルファのアドバイスもします。ですのでSIerという簡単な括りでは、表せないかと思います。ITエンジニアを目指している方も、どういう方向がよいのかですが、ここは己のIT道をぜひ見つけて+アルファのバリューを叩き出す凄腕を目指して見てはどうでしょうか♪プロダクト開発するときにも、各企業が欲する内容などもわかりやすくなるというメリットも出るかもです。