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IT不況に備えと不況克服への道 コロナショックから3ヶ月後

ITエンジニア現役

こんにちは。IT忍者です。コロナショックの影響が少しづつ見えてきていますが、上場企業の四半期決算発表が続々と出てきていますね。まだ決算発表が出せない企業もあるようですが、不況はこれからが本番だと思います。緊急事態宣言が解除されても、ワクチンがない限り繰り返す可能性は大きいと見ています。治ったと思ったら再陽性反応も出るケースもあると。

上場企業の決算発表の状態はある程度予想していたとは言え、下がっている売上・減収額が半端ない。

「収束する」と意外と楽観的な意見もあるようですが、インフルエンザが流行し出したらどうやって初期判断と区別をするのか?さらに医療の混乱が起こるのではと考えてしまいます。(PMのリスク管理思考が働いてしまうのですが) 

さらに今回露呈しているのは、日本がITリテラリー低すぎるとい課題も見えてきましたよね。ITエンジニアとしてはどんな風に今後に備えて振る舞うべきなのか? 生き残るという視点での完全な個人的見解を書こうと思います。

「振る舞い」と言われてオブジェクト指向が脳裏をよぎったITエンジニアの人はきっと生きていけます(笑)

今回のコロナショック不況の分析

リーマンショックとは、明らかにタイプが違いますよね。人の行動制限が主になる事による不況なので、ワクチンがない限り今までの日常に戻る事はないと個人的には見ています。今回はデジタル化がさらに必要なので、その点は出来るITエンジニアにとっては良いかもしれません。さらに未来を見据えて。

デジタルシフトが加速するが・・・・

デジタルの力を生かして変化しないといけない状況になりますが、各企業がそのデジタルシフトの設備投資をいつから出来るのか? ここがポイントなのかと考えます。デジタルシフトを実施する前に今が危機的状況。売上を確保する、社員の生活を守る、今まで垂れ流れていたコストを見直す、etc 売上確保の為に攻めの投資をするのか、まず足元を固める守りの投資をするのか、どちらを優先対応していくのか まさに経営者の手腕が問われるところですよね。

優先度の低い案件の停止や単価減少

複数企業で一ヶ月ぐらい前から急がない案件とかはペンディングの方向で動いている流れがあるという話を聞いています。時間差で打撃を食らうのがIT業界なので、やはりこれから案件数の減少や単価が下がる可能性も大いにあるのかなと見ています。

市場価値も経済の需要と供給のバランスが今までと変われば金額も変わる。価格理論で価格調整なんかも起こるわけですよね。

どう生き残るのか

自分自身のSPECを正しく判断できていれば、好きにすればいいのかと思います。能力あればどんな状況でも引く手あまた。ここいう能力は「技術だけではない人間性も含めた総合力」と定義します。そうではない場合の指針はどうするのかですが。個人的にはこう考えます。

人の繋がりを大切に

能力ないのに横柄な人とか、負の遺産を積み重ねてしまっている人は厳しいかもしれません。

フリーランスを選んだ人は仕事を出し続ける人を大切にしつつ、他のITエンジニアとの違いを出す(価値を見出してもらう)ですかね。

当然フリーランスは完全個人主義なのでこういった不況も想定してなっていると思いますが、1年ぐらい籠っていても預貯金があるという状態が望ましいわけで、貰える現金が多いからって毎月使ってしまっていると必死に生き残りを考える必要ありですね。

IT会社の経営も同じですが、下手な営業マンで下から攻める営業ではなく、トップダウンでトップ同士の話で仕事が降ってくるのは昔から多くありますので、他社が出来ない気遣いを見せつつ、ライバル企業を蹴落としてでも、受注奪取ですよね。 それが金額なのか、別なValueなのか。独自ビジネスなのか。流れを読み強みを最大限に生かす。

極々稀に、自分だけ「脱出ポット」をちゃっかり用意していて、社員を守らない口先だけ経営者もいますけどね(苦笑)

特に人間性は大切

人の感情に依存する。ゆえに信頼を積み重ねているという事が重要だと思います。ちょっと前にとある町工場のドキュメンタリーを見たのですが、火事で資材をすべて失い倒産しかけたという町工場の物語ですが、復活劇の流れを見たときに、私もうなずいたのですが支えた社員、顧客獲得の営業ルーティン、行動力、顧客課題解決力と手本となる内容でした。その結論としては「信頼の獲得」「他が出来ない事が実現できる」この2点だと感じました。

技術・知識はだけでは売りにならない

こういった不況化では上記+アルファの要素があって技術が生きて来るので、ライバルも多い技術はただの方法論を支える手段でしかなく、代替えが効く可能性がある領域。まだまだよちよち歩きの状態であれば今の環境でしっかり進める事がよいとは思います。

不況の時こそ

会社員ITエンジニアでも今までの行いが影響する局面だと思いますので、ボサっとしてる人よりは、他の人より先に進める、自走力があり、自社に付加価値を提供できるのか、世の中をうまく渡っていける能力が必要です。各社員の中に埋もれていくのか一歩抜きでて目立っていくのか。 報酬対価と労働力提供ですの、 give and take 中心で良いのではとも思います。

稀に、ギブがなくてテイクだけのクレクレ君もいますけどね。(苦笑)正直そんなのいらないw

自分が出来る最大のValueを常に叩きだす

不況だからではなく、 情勢に関係なく常日頃から、コンスタントに成果を叩き出して、人間関係と信頼性がある事が望ましいので、普段出来ない事がいきなり出来るようにはならないので、ITエンジニアと言えど「技術だけ」では生き残れないとは思います。ぜひ今までを振返りと自分の改善点を検討する事をオススメします。